頭蓋骨の動きは、『身体の調整』の
クラニオセイクラル・バランシングを
見
て下さい。 |
噛んだ時に3点で接触させて、下顎の安定を保ちたいのは、椅子やテーブルと同じで足の数が多いとより安定します。歯も、1ケ所2ケ所より 3ケ所当たっていると、より顎が安定するのです。これを詰め物で実現しようとするとやはり、技工士さんに作ってもらった金属の詰め物がgood。
来院された患者さんには、軽く噛んでもらった状態でいつもチェックしていますが、顎関節症の方は 1ケ所も当たっていない歯があったり、変な所が強く当たっていたりする傾向がよく見られます。
噛んだ時に、上の歯が内側に向かう力が加わると、頭蓋骨を締めつける方向に力のベクトルが向かいます。すると、頭蓋骨の各骨の動きが制限され身体が不健康になります。そうならないよう、噛んだ時、上の歯が頭蓋骨の動きを妨げないように噛み合わせを作ることが大事なポイントです。噛んだ力は、歯の頭から歯根に沿って頭蓋骨に伝わっていきますので 頭にとって良い影響が伝わるよう噛み合わせを作って行きたいものです。 |