筋反射テスト


    
筋反射テスト
は、『キネシオロジー』『タッチフォーヘルス』 『スリーインワン・コンセプツ®』などコンセプトによっていくつか種類があり、また、使う筋肉も多数あります。
当院では、
筋反射テストを使って治療に役立てていますが、主に『キネシオロジー』の指の筋肉(母指対立筋)を使うテスト(一般にO-リングと呼ばれている)と、『スリーインワン』の両手(前三角筋)を使うバイオ・フィードバック(精密筋反射テスト)を使います。  (どちらも簡単な予備テストをして、筋テストの精度を上げて使用します。)

筋反射テストは、身体の状態や情報をリーディングするための道具です。ですから、リーディングするのにも熟練が必要です。そして、出てきた情報や治療法をうまく生かして、それを治療に実現するには、治療サイドの技術の高さも 求められるところなのです。

 

≪1≫ 『キネシオロジー』の(母指対立筋)使う筋反射テスト
筋反射テスト 筋反射テスト

閉じた状態

  開いた状態

 

 

 

 ・ 筋肉の遊びをとった状態で、施術者が開く方向に指を軽く
   引っぱった時、その状態を保持できる筋肉をテストします。   
 ・ そして、条件を与えてテストした時、それが身体に負担になる
   場合は、弱い反応(指が開く) をします。

 

   

≪2≫ 『スリーインワン ・コンセプツ®』の両手(前三角筋)を使う
     精密筋反射テスト

 ・ 以前、精密筋反射テストと呼ばれていましたが、バイオ・フィードバッ
   と呼ぶようになりました。これは、筋肉の強弱で 情報を読み取って
   いく技術です。
 ・ バイオ・フィードバック(精密筋反射テスト)は、筋肉をテストしている
   のではなく、右手は左脳を 左手は右脳をテストします。
 ・ 脳の右半球と左半球の間で合意が成立している事を確認したい
   ので、両手を同時にテストします。
 ・ 信じ込みなどをかいくぐって、バランスよく脳全体の反応を得られ
   るのが特徴です。
 ・ 筋肉は、“伸びた状態”と“縮んだ状態”があります。スリーインワンでは
   筋肉テストをより正確にする為に、“伸びた状態”と“縮んだ状態”との
   両方で 両脳をテストします。
   

    前三角筋

前三角筋

      無障害回路の指示筋肉のひとつです。
    無障害回路の指示筋肉

      筋肉の収縮(縮んだ状態)の位置と伸展(伸びた状態)の位置で、
      優しく軽い圧力を加えても『止めておく』事ができ、紡錘筋を
      操作した時、筋肉を強化 ・ 鎮静化できる(正確な反応を示す)
       
筋肉の事をそう呼びます。
(スリーインワン・コンセプツ®より)

    指示筋肉の変化でダブルチェック

      スリーインワン ・コンセプツ®では、精密筋反射テストの反応が 
      正確なものであるか確認する為に、質問をして筋肉テストの
      反応をとった後、『指示筋肉の変化は何ですか?(インジケー
      ターチェンジ)』と質問します。「強い」反応が強いままだったり、
      「弱い」反応が弱いままだとキネシオロジーでいうところの
      『スイッチング』、スリーインワン・コンセプツ®でいうところの
      『ブロッキング』『オーバーロード(過負荷)』などにあたります。
      最初の質問の反応が、正確でなかった事を意味します。
      スリーインワン・コンセプツ®のスキルで修正後、再び質問して
      「テスト」「インジケーターチェンジ」で確認します。反応が 逆に
      なればOKです。
      これを、4つのポジションで行います。

    テストする側もちきんと調整して

      お互いの影響で、正しいリーディングが出来なくなってしまう
      場合があります。最初に、テストする側も必要な修正を行なって
      きちんとスタンバイしておく事が、大切です。セッション中にも起こ
      り得ますので、時々確認をとると良いでしょう。


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