吉田ちゃんのこんな場合も・・・

合わない入れ歯を入れて、
顎関節症になってしまった入れ歯
Gさんの場合・・・。

          

8月号

 

 

 

 

 



 市内の総合病院勤務のGさん。当院に来院されたきっかけは、
  「退職を機に、自宅近くで治療をしたい。」 「噛み辛いので、部分
   入れ歯を作り直して欲しい。」という事でした。


 診察したところ、Gさん自身に適した位置より低い位置で噛み合う
  ような部分入れ歯を入れていたので 噛み合わせが低くなり、
  治療中 口を開けつづけるのが難しくなっていました。

 また、治りきっていなかった治療歯(根の治療をした歯)が数本
  見受けられたため、まず、新しい入れ歯を作って噛めるようにし、
  それから根の治療に移る治療計画を立てました。




 

 

初診時(平成4年)のパノラマ

完了時(平成5年)のパノラマ

初診時(平成4年)

完了時(平成5年)

 初めに、入れ歯を新しく作って噛み合わせを安定させて、奥歯で噛めるようにしました。(初診時の状態で、Gさんの身体に合った咬合平面にしました。) それから、完治していない治療歯を順番に根管治療し、かぶせる時点で、丁度良い高さにしました。しかし残念ながら、何本かの歯は 抜くことになってしまいました。

 根管治療(根の治療)に移って数ヶ月が経った頃、Gさんが「前の歯医者さんでは、痛みを伴い だんだん開かなくなってきて、手で持って開けていた事もしばしばありました。でも今は、顎がすごく楽になったので、気持ちよく口を開けていられます。」と嬉しそうに話してくれました。確かに、来院当初 顎関節がカクカクしていましたが、この頃にはスムーズな お口の開閉が出来るようになっていたと記憶しています。
 最終的に、治療し直した歯に合わせ、新しく入れ歯を作り 身体に適した噛み合わせを得ることができました。口を開けた時の痛みがなくなり、手術をする予定だった手の腱鞘炎も改善されました。
    

 
 

 

 

キングです

  あなたの入れ歯は、歯ぐきに合っていますか?何年も調子が良い
  か
らと使い続けていませんか?最初は合っていても、何院長の吉田ですの手入れも
  なしに使い続けていると、歯(人工歯)がすり減って
  いたり 歯肉がやせてガタツキが出てきます。
  それは、知らないうちに身体のズレの原因にもなり
  ます。「入れ歯はこまめに調整し、身体に合わなく
  なったら作り直しや修理をする。」 これが、正しい
  入れ歯の使い方です。

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