知っておくとトクする 歯のはなし

 

   

       ふ〜ん。

今月は、『象牙質の組織とその役割』についてお話しましょう。

7月号

 

 

歯を削るとしみるワケ  

うん、うん、うん、うん・・・・・   ブン、ブン、ブン、ブン !!   きょろっ、きょろっ、きょろっ、きょろっ !!   Go !! Go !!  Go !!  Go !!  

歯の表面は、鉱物に例えるなら 水晶と同じくらいの硬さのエナメル質でできているのは、皆さんご存知ですね。
 このエナメル質のおかげで、硬くて粘りのある「たくあん」のような食物も食べることができるのですが、ただ硬いだけでは強い力が加わったときに、割れたり欠けたりしやすいので、歯は内側の方が、より柔らかくて粘りのある組織でできています。

 歯を治療する際、金属でかぶせなおしをしますね。かぶせて治すためには、歯を削って場所を確保しなければなりません。この時、削ってしまうのは一番外側のエナメル質ですから、一時的にその下の象牙質が、むき出しの状態になってしまうのです。  また、削るときに熱がでますので、象牙質自体がやけどをした状態になって象牙質の『象牙細管』とは?しまうことも、しみる原因の一つです。  
 さて、この象牙質という組織には、象牙細管(ぞうげさいかん)と呼ばれる細い神経の管があります。治療が済み、金属などで詰め直したあとでも、金属の「熱を伝えやすい」という性質のため、「虫歯を治したあとなのに、しみるのが治らない。」という不快感がしばらく続くことがあります。 これは、神経の管がむき出しになったままのところに金属をつめるので、一時的にしみやすい状態にあるせいです。  

 人間の身体というものは良くできたもので、このような不快感が続くと、歯の内側からこの神経の管をふさいでいき、だんだんしみにくくしていきます。ただ、歯の中に骨のような組織ができるのを待たないといけないので、しみるのがおさまるまでには個人差があります。  

 あまり長い間、不快な症状が続くようなら、この作用(内側から神経の管をふさぐ作用)を促す薬もありますので お気軽にご相談下さい。

院長の吉田です。

次回8月号のテーマは、『抜歯』です。

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