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初診時(平成4年) |
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完了時(平成5年) |
初めに、入れ歯を新しく作って噛み合わせを安定させて、奥歯で噛めるようにしました。(初診時の状態で、Gさんの身体に合った咬合平面にしました。) それから、完治していない治療歯を順番に根管治療し、かぶせる時点で、丁度良い高さにしました。しかし残念ながら、何本かの歯は 抜くことになってしまいました。
根管治療(根の治療)に移って数ヶ月が経った頃、Gさんが「前の歯医者さんでは、痛みを伴い だんだん開かなくなってきて、手で持って開けていた事もしばしばありました。でも今は、顎がすごく楽になったので、気持ちよく口を開けていられます。」と嬉しそうに話してくれました。確かに、来院当初 顎関節がカクカクしていましたが、この頃にはスムーズな お口の開閉が出来るようになっていたと記憶しています。
最終的に、治療し直した歯に合わせ、新しく入れ歯を作り 身体に適した噛み合わせを得ることができました。口を開けた時の痛みがなくなり、手術をする予定だった手の腱鞘炎も改善されました。
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