吉田ちゃんのウソのようなホントの話

かみ合わせと身体のバランスを整えたら、めでたく ご懐妊された歯科衛生士Fさんの場合をご紹介します。

         妖精よ〜ん
  

7月号

 

 


 

 

たいへん !! たいへん !!



 Fさんは、右上の6歳臼歯(右上6番)が、虫歯になってしまったので
   治療を行ないました。    


 金属でかぶせて終わったはずでしたが、その直後からその歯ばかり
   が当たって、うまく噛めないなどの違和感を感じるようになったのです。

 何度か噛み合せの調整をしましたが、そのうちに、かぶせた金属に
   穴があいてしまいました。それでも、やっぱり うまく噛めない・・・、と
   いう理由で当院を紹介されました。
         




 


 来院されたFさんの問診で、身体に関して、過去(平成3〜4年頃)に交通外傷(ムチ打ち症)があった事と、不妊のため 3年程ホルモン療法を受けられているという事がわかりました。
 診察したところ、噛み合わせの調整を行なったため、低位咬合を起こしていましたので、まず スプリントを作製し、入れて頂きました。1日最低3時間50分(朝食前15分、朝食後1時間、昼1時間20分、夕食後1時間以上)の装着でした。また、身体も歪んでいたため、クラニオセイクラル・バランシング(頭蓋仙骨療法)で 身体も整えて行きました。
キラキラ、キラキラ !! 治療を始めてから約3カ月たった頃の事。噛み合わせの治療がまだ完治していないのにもかかわらず、Fさんは 妊娠されました。(おめでたい話です。)
 妊娠中は、とにかく安静に務め、出産後 引き続き低位咬合の治療を行なったのは、言うまでもありません。

 今では、お子様も小学3年生。
Fさんも お母さんとして、元気に生活しておられます。  

 
 

 

 

キングです

  歯には、単に噛むだけでなく、身体のバランスを 院長の吉田です
  保つなどの働きがあります。今回の例では、元々
  あった身体のズレを、これ以上悪化させないよう
  にしていた文字通り“歯止め”の歯を治療して
  しまったため、以前からあった症状がさらに悪化
  してしまいました。歯の治療をする時には、この
  ような事がないように、全身のバランス(筋肉や
  ホルモンバランスなど)を考慮した治療をする必
  要があります。
    (個人個人の全身バランスは、筋反射テストによって整えていきます。)

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