来院されたFさんの問診で、身体に関して、過去(平成3〜4年頃)に交通外傷(ムチ打ち症)があった事と、不妊のため 3年程ホルモン療法を受けられているという事がわかりました。
診察したところ、噛み合わせの調整を行なったため、低位咬合を起こしていましたので、まず スプリントを作製し、入れて頂きました。1日最低3時間50分(朝食前15分、朝食後1時間、昼1時間20分、夕食後1時間以上)の装着でした。また、身体も歪んでいたため、クラニオセイクラル・バランシング(頭蓋仙骨療法)で 身体も整えて行きました。
治療を始めてから約3カ月たった頃の事。噛み合わせの治療がまだ完治していないのにもかかわらず、Fさんは 妊娠されました。(おめでたい話です。)
妊娠中は、とにかく安静に務め、出産後 引き続き低位咬合の治療を行なったのは、言うまでもありません。
今では、お子様も小学3年生。Fさんも お母さんとして、元気に生活しておられます。
|