なぜスリーインワンが良いか UP

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院長の吉田です。スリー・イン・ワンのアドバンス・インストラクターでもあります。 当院ホームページに、スリーインワンの紹介をしてあります。この学問が、なぜ顎関節症の治療に必要であるのか、説明しておきたいと思います。

              

 口は、開け閉めする時に、筋肉の作用が舌骨を通じて下顎に伝わることで動かすことができます。閉じる時には、閉じるための筋肉が縮み、逆に口を開けるための筋肉がゆるみます。このように、人間の身体は、筋肉の相互作用によって、動くことが可能なのです。

舌骨 さて、身体中の骨の中で、関節やじん帯によって位置が保持されていないのは、舌骨だけです。これは、この舌骨という骨が、筋肉によって上下・左右・前後に引っぱられていて、まるで糸にあやつられている、あやつり人形のような状態になっているからです。
 したがって、この舌骨につながっている筋肉が、どこか一ヵ所でも異常な状態(緊張しすぎたり、また逆に伸びきってしまったりするような場合。)になると、骨を正常な位置に留めておくことができず、食べ物が飲み込みづらい、喉がつまった感じがする、さらには筋肉の一部に痛みを感じる、などの症状が現れやすくなります。
 この、舌骨につながっている筋肉の異常の発見、そしてその異常を修正する方法が、スリーインワン・STEP
−2に紹介されています。さらにSTEP−4では、ストレスを感じている時に、頭蓋骨の動きが制限されていることを発見し、その異常を修正する方法や、歩くために必要な筋肉の修正も行ないます。
 これはつまり、ひとつの筋肉だけでなく、さまざまな動作をするために使う筋肉の異常を見つけ、修正をすることで、身体を無理なくスムーズに動かせることができるようになる、ということでもあります。最近紹介された新しいロボットが、人間と同じような動作をするのに、どれほど複雑なプログラミングを必要とするかということからも、人間が無理なく動作するのに 思いもよらない数の さまざまな筋肉が使われているかがお分かり頂けるでしょう。(こういった一連の動作にかかわる複数の筋肉のことを、筋肉回路といいます。)またSTEP−8では、18種の筋肉回路の修正方法も学びます。

 このように、顎関節症の患者さんの身体に合った、噛み合わせを作り上げていくときには、土台となる身体を、より正常に近づける必要があるということです。これは、家を建てるために、基礎工事をして地面を平らにするのに似ています。斜めになったままの土地に、家をまっすぐ建てるのは難しいかもしれませんが、基礎工事をして平らにしておけば、普通に家を建てることができますからね。
 スリーインワンは、筋肉のバランスを取るだけでなく、顎関節症の治療を行うのに、もっと別の重要な側面“筋力を弱める原因”である感情ストレスの解放)も兼ね備えているのですが、少なくとも、人間というものを深く理解するために、必要不可欠な学問であるということは言えると思います。

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