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顎関節症とは |
顎関節症は、肉体的・精神的にバランスが崩れて、
また、咬合のみに異常があり その結果、身体に歪みがきて
全身の筋肉に不調和をきたし顎関節に支障が出る状態
(口腔障害)、
また、顎関節由来の全身の機能不全だと 理解しています。
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口の開閉時、左右均等にスムーズに動かないのは、顎関節に異常が生じていると、考えられます。(咀嚼時を除く) |
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(1)歯によるもの
(2)身体によるもの
(3)感情ストレス |
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顎関節に負担がかかるくらいの力が、口のまわりの咀嚼筋や顎関節のまわりの筋肉にかかっているからです。顎の力の入れ過ぎという事です。
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左右の咀嚼筋のバランスが崩れると、顎の骨は力を入れ過ぎた側(右の筋肉が強ければ右側)の方へ引っ張られたり、無理な力が継続的に加わります。ここで、左右差の変位が起こります。
“左右差の変位”と“力のかかり過ぎ”が長い間続くと、顎関節内で摩擦が起こり、顎関節窩、顆頭、関節円盤がすり減ってしまいます。もう安定した顎位を取り戻す事は、できなくなります。(低位咬合になる)
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そして、すり減った関節円盤が、前方または後方にズレたり戻ったりする時に、“カクカク” “シャリシャリ”音がします。この危険信号は、顎関節のみならず、『身体にひずみがきているよ・・・』という信号でもあるのです。
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(A) 正常な顎関節 |
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(B)
前方に変位した関節円盤(異 常) |
(C)
後方に変位した関節円盤
(異 常) |
歯と筋肉・内臓・脊椎には、それぞれ相関関係にあり、
身体は、地球の“重力の影響”の中、バランスを保つようになっています。
筋肉の力で骨格を維持していますが、異常に緊張していたり
弱すぎると、下顎骨同様 骨格もズレを生じます。
顎がズレると腰にズレが生じたり、身体が歪んでいると
下顎骨も変位する・・・という事が実際にあるんです。
それでは、ズレる原因を見ていきましょう・・・。

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