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  顎関節症の治療
  3) 治療目標を基に治療をする。
(1)身体のズレを修正する治療を行なう。

まず、噛み合わせを良くして、土台となる身体の平衡を整える
治療を行ないます。
  
 
スプリントが必要な方は・・・
 
スプリントが必要でなく、噛み合わせ調整でOKの方は・・・
  

筋反射テスト

 受診時、毎回 筋反射テストを使って、最優先に行う必要のある処置(スプリントの調整やかみ合わせの調整)・事柄をチェックし、治療を行います。
 また、次の来院日も 身体噛み合わせの変化に合わせる必要から筋反射テストでチェックします。(何日後?) また、呼吸法ストレッチなど自宅で簡単にできるものもチェックします。(呼吸方は?何分?)

 (母指対立筋)
 
を使った
 
筋反射テスト
 
(キネシオロジー)

(2)噛み合わせを再構築する。

スプリント使用・噛み合わせの調整など咬合治療で身体のバランスを得たり、身体の調整や感情ストレスの解放などを受けて、身体のズレの影響がなくなったところで 詰め物・入れ歯の作りなおしをします。どの歯をするのかは、筋反射テストでチェックします。
必要本数、詰めなおし(入れ歯は、新作)してから、最終の噛み合わせ調整を数週間行なって 顎関節症の治療が終わります。  

  4) 治療期間。

期間は、一般的に 3ヶ月〜1年はかかります。

(筋肉の負荷がなくなり、その影響が完全に消失するのに 3週間必要と言われている。そして、ある筋肉が良くなり その後 次の筋肉が良くなる事もある。
(身体には、マッスル・サーキットがあります。-3in1より-)  そのため、1年近くかかるのかもしれない。)

後方に変位した関節円盤

矯正の影響が強く現れた患者さんや、顎関節窩、顆頭または関節円盤が
 
(『顎関節症の顎関節』を参照) 摩り減ってしまった患者さん、また 左の図のように顆頭の後方へ関節円盤がズレてしまっている患者さんとかになると、数年かかる時もあります。

(事故が原因で急に顎関節症なった場合を除いて) 顎関節症は何年もかかって症状が現れたものです。治療期間もそれなりにかかります。急ぎすぎると、かえって身体を壊しかねません。身体の治癒力・回復力を味方に最善の方法を取って行きたいと考え、筋反射テストで患者さんの身体のメッセージを聞きくようにしています。

      

すべて 患者さんの身体からのフィードバックによるものですから
安全でより良くなるのが確実なのです。

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