吉田ちゃんの目からウロコ !!





  

1月号

 

 

最近よく聞く言葉『顎関節症』
―――しかし、意外に正確なところが知られていません。
平成16年は、これをキーワードにお話します。

 
 

 

 


顎関節が摩り減る・・・そんな状態。


 『顎関節症』とは、歯ぎしりや かみしめ、また不適な噛み合わせなどが原因となって、下顎の骨と それを支える頭蓋骨(の顎関節窩)とが 削れてしまう病気です
 これによって口を開ける時にカクカクしたり、雑音(シャリシャリ、パキパキなど)がして口が開けづらくなり、さらには痛みを伴う、顎の動きが不安定になる・・・など このような症状が出ます。
 ところが、この顎の病気が、身体全体に影響を及ぼすとしたら どうでしょうか?

   例えば、当院に来院された患者さんの例をあげてみると、

・ 頭痛
・ 耳鳴り
・ 難聴
・ 目まい
・ 肩こり
・ 腰痛
・ ヒザの痛み
・ (顎・首の)筋肉痛
・ 便秘
・ 下痢
・ 膀胱炎
・ アトピー性皮膚炎
・ 唾液が出ない
・ 不妊症
・ うつ病
・ 睡眠時無呼吸症
・ 肋間神経痛
・ 微熱(発熱)

   もし、これらの症状を治療する為に 整形外科や内科、 耳鼻咽喉科などを
  訪れたりしたとしても、その原因が 噛み合わせや顎の関節にあるのであれば
  歯や顎の関節に負担が掛からないように 治療しないと完治させる事は難しい
  でしょう。

   口を 開け閉めした時に、左右差がありませんか? また、顎の骨から音が
  していませんか?
  もし、何らかの音がしているなら、顎関節症の疑いがあります。また、何度か
  通院しているのに 良くならない・・・そんな症状ありましたら、一度 歯科の
  戸を叩いてみるのも 一つの手ではないでしょうか。

院長の吉田です
    

キングです

  来月号から、何例かの『顎関節症』の
   患者さんの治療方法を紹介してみましょう。

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