吉田ちゃんのウソのようなホントの話


『口が開かなくなった・・・。』、
と来院された 主婦Bさん
場合・・・。



  

3月号

 

 



 主婦Bさんが、お友達の紹介で 初めて当院を訪れた時、口が
   28mm程しか開かず、顎関節に痛みを感じ、食事をとるのも難しい
   状態でした。    


 診察の結果、下の顎がズレている事がわかった
   ので、まず 下の顎を良い位置に修正する為、
   ノッカーを使ったワンショット療法を行ないました。
   その後、38mm位まで口を開くことが出来るように
   なりました。

ノッカー(アクチベーターと言います。 アプライド・キネシオロジーより)
ノッカー
(アプライド・キネシオロジー)

 この事を実感してもらい、スプリント(Bさんは1日4回:合計1時間50分)
   
を入れて 顎の位置を安定させたり、また同時に身体の骨格バラ
   ンスを整えるなど行ないました。その結果、口もごく自然に開くよう 
   になり、身体も段々良くなっていきました。
      


お口が あいてきたよ !! キラキラ ☆



どよ〜ん.....お口があかない〜 (T T)

 


スプリント ところが ある時、ご主人の同僚の方が お家に遊びに来られた折、障子の桟の上の“ホコリ”を指でなぞるのをBさんが目撃。この事をきっかけにして、再び口が開かなくなるという事態に陥りました。 翌日、
Bさんが来院した時点では、その原因について ご本人が自覚されていらっしゃらなかったので、筋反射テストを使って 原因を特定しました。そして、その出来事に気付いてもらうと、Bさんの口は、再び元の(良くなっていた)ように開くようになりました。
 それ以来 口が開かなくなると、あれこれ、その状態を引き起こす元となった『ストレス』を考えてみて、そして、原因に気が付くと 口が開くようになるのだそうです。そして、その『ストレス』に対処する方向で進まれるようです。
 低目の治療歯(来院前の)食いしばり咬耗(噛む事で摩擦がおこり摩り減る事)で、噛み合わせが低くなっていたBさん。 最終的に、再治療の必要のあった歯を数本治療し、気持ちよく あくようになりました。金属で高くかぶせ直して顎を良い位置に戻しました。その結果、生活に支障のない48mmの『開口』が得られるようになりました。
     

 
 

 

 

キングです

  Bさんのように、顎の異常を引き起こすのが、
  その人にとっての精神的なストレスである場合も
  あります。このような状態が、長く続くようであれば
  その精神的なストレスに気付き 対処する事が、
  最も効果的な『顎関節症』の治療方法であると
  言えなくもないでしょう。
     (ストレスを見つけ出すには、
            『筋反射テスト』を使います。)

院長の吉田です

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