Sさんのスポーツ・スプリント体験記 

 

スポーツ・スプリント体験記で〜す。


10月号

   Sさんのスプリント(透明レジン製)

  

 

 

 7月、スプリント治療を始めたSさん。
出来上がったスプリントが上顎に装着するものだった為再度 下顎用スプリントを作り直してもらったが・・・。

ふぅ〜ん.....。

 

 

No.2  

喋れない〜   4、5日経って出来上がってきた下顎のスプリントは、内側のプラスチック
  がかなり深めに(長めに)作られていました。これを入れると、今度は舌が
  動かし辛く、何より喋りにくい・・・。 

スプリントをはめます。 丁度 噛み合わせの上に、プラスチックが乗っかっている、という形に削って頂いて、ようやく違和感が治まりました。(もちろん、何かが入っている、という感じはあります。) 普段、かなり深い噛み合わせなので、随分と高く噛み合っているなぁ、という感じがしたのを覚えています。

筋反射テストでスプリントの調整部位をリーディング ところが、スプリントを入れると、痛くて上がらなかった足が、(多少の痛みはあるものの)上がるのです。スプリントの高さの微調整、そして 身体のズレを調整をすると、もっと身体のバランスがとれて、足を上げてもふらつかなくもなりました。これには、私自身が一番びっくりしています。

スプリントを装着する前は、ここまでしか上がりません。マジで !!

ワォ !! 咬合調整した“スプリント”を装着すると、こんなに上がりました。

 装着時間は、この時で 1日3時間45分(朝・昼・晩、それぞれ1時間15分)。33日間の装着ということで、寝る時は はずすように指導されました。

わぁ〜い !! 足が上がる !! キラキラ !!

つづく・・・。

スプリントを装着する前

スプリント装着後
 
 
 

 

 


吉田ちゃんの説明しよう


 院長の吉田です。  

 舌の動きが、身体に及ぼす影響とは・・・
  

 舌は、下の歯並びの内側に納まっています。これは、歯が舌の力と頬・唇の力とのバランスがとれた位置に出てくるためです。
ところが、身体に合っていない入れ歯やブリッジを入れると、舌の動きが制限され 舌とつながっている首や顎・肩甲骨などの筋肉が異常に緊張することになります。そうなると、唇の形がゆがみ 口紅が塗りにくくなったり、ものが飲み込み辛い、誤嚥 (ごえん:誤って肺や気管支にものを飲み込む事)、睡眠時無呼吸症候群などに なりやすくなってしまいます。こうして、舌が奥に引きずり込まれると、迷走神経が圧迫されて、喘息(ぜんそく)になったり、また 消化器系が不調をきたしたりもします。舌も身体の機能を正常に保つために、大きな役割を果たしているのです。

HOMEへ戻ります。

         このページのTOPに戻ります。         2004年9月号に戻ります。      2004年11月号へ


このページで使用したFee素材は ・・・ 1KB WEB SOZAI いたま 牛飼いとアイコンの部屋