Sさんのスポーツ・スプリント体験記 

 

スポーツ・スプリント体験記で〜す。


11月号

   Sさんのスプリント(透明レジン製)

  

 

 

 ついにスポーツ・スプリントを装着することになった
S
さん。その後の経過は・・・?

ふぅ〜ん.....。

 

 

No.3  

 スプリントを入れたのは、平成16年7月6日。その翌日、左頬の筋肉が引きつる違和感に襲われました。この原因について聞いてみたところ、スプリント装着によるものではなく、むしろ私の個人の精神的なものが関わっているとの事。 身体の硬さについても、わざと身体を硬くして、ストレスに耐えられるようにしている場合もあるという事でした。常にストレスに対する準備をしているようなものですね。
 また、スプリントを入れてからというもの、二度の腰痛に悩まされました。
痛ぁ〜い !! 腰がぁ !! 腰がぁ !!(一度目はギックリ腰かな?という程度だったのですが、二度目は二日間ほどベッドから離れることが出来ないくらい、きついものでした。)今までなら、何ら問題とも感じなかった事に対しても、精神的なストレスを感じやすくなったようです。より、身体や心が敏感になった感じ。

スプリントを装着します。 さて、そんな折、(装着して21日目)子供の体調不良の為、スリー・イン・ワンの個人セッションを受けた夜の事。いつもの様に、夜 スプリントを入れてパソコンをしていたのですが、ついうっかり眠り込み、装着時間を2時間程オーバーしてしまいました。慌ててスプリントを外すと、左側が異様なくらい高くてかみ合わせることが出来ません。正直なところ、スプリントをいれたまま眠ってしまったのは この時が初めてではないのですが、その時にはこんな違和感を感じたことはなかったのに・・・。
『ええっ?! どうしよう、入れる時間が長すぎたから???』ピンチ !!

大変 !! 大変 !! どうしよう〜 !!

つづく・・・。

 
 
 

 

 


吉田ちゃんの説明しよう


 院長の吉田です。  

 スプリントは寝る時には外すワケ
  

 顎関節症の患者さんが、“夜、スプリントを入れたまま眠るよう指導された”と言う話を聞きます。当院では、歯のない患者さんに、顎を安定させる目的で入れるように指導することはありますが、顎関節症の方に指導したことは ほとんどありません。スプリントは、現在の噛み合わせより高く噛み合うように作るものです。当然、いつもと違ったところで噛み合いますので、一部の筋肉を緊張させる事になります。
 本来、睡眠は、緊張した部分をほぐす為のものですから、眠った時も緊張しつづけるというのは、本末転倒ですよね。眠る時に、わざときついパジャマを着るようなものです。
 こういう訳で、スプリントは睡眠時に装着しない方が良いのです。せめて、眠っている間ぐらいは、身体も休めてあげましょう。

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