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吉田ちゃんのひとりごと −3− 

昨日(平成20年4月13日)の事です。

HKの番組で、アメリカにおいて、将来睡眠時無呼吸症にならないための治療として、矯正が行われているということが紹介されていました。

現在日本でも、歯科がこの病気の治療に携わってはいますが、医科からの依頼なくしては、口腔内に装着する装置(噛み合わせの上に載せて使う入れ歯の様なもの)さえ作ることはできません。

約十年ほど前のこと。新聞の健康欄に、睡眠時無呼吸症の歯科医が、ある大学病院の耳鼻咽喉科で受診、装置を作って装着しましたが、かえって症状が悪化という記事が載っていたように思います。

顎関節症の患者さんは、噛み合わせの悪さが引き起こす全身の不快な症状に悩まされています。現にのどの筋肉は噛み合わせに近いので影響を受けやすく、顎関節症の一つの症状として呼吸が困難な方もいらっしゃいます。

私たちは、生まれた時から自分の身体と共に成長します。噛み合わせが悪いから、と単純に噛み合わせのみを治療しても、身体全体のバランスが取れるわけではありません。身体にその治療が合っているかどうかも見極めず、ただ闇雲に矯正や、装置を入れるといった治療をするのは避けた方が賢明です。

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