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  スプリントを使った治療

下顎に装着して咬合挙上する為のスプリント・いろいろ

スプリントいろいろ

入れ歯の部分を含んだ 咬合挙上する為の下顎スプリント

     義歯部を含んだスプリント    義歯部を含んだスプリント

 ● スプリントの役割 -身体に適した補綴物 (入れ歯)も同じような役割を果たす-
・低位咬合時の顎位の修正。
・身体のズレ(骨格・筋肉など)の 影響を絶って、顎位を安定
 させる。
・脊椎のバランスを整える。

筋反射テストスプリントを使用しなくても良い方は、身体のズレが それ程ひどくない方が多いようです。また、スプリント使用してはいけない方もいますので、筋反射テストで確認するとより安全です。

 ● スプリントは、下顎に装着が基本
スプリントは、下顎に装着する事が望ましい。
スプリントを、上顎に装着すると 頭蓋骨 各々の動きを抑制してしまう可能性があるからである。頭蓋骨の動きを抑制してしまうと 頭蓋仙骨システムのバランスが崩れ、正常なリズムを刻まなくなり、脳・神経システムに影響を与え、免疫システムの働きが衰え、生命力が低下するからである。
 (“クラニオ・セイクラル・バランシング”の頭蓋仙骨システム 参照)

頭蓋骨の模型

下顎骨をはずした
頭蓋骨

 ● スプリントの種類と使用時間
上の写真のように、全顎タイプと 部分タイプがあり、使用する材料も3種類あって 単品のもの・コンビネーションのものがある。(自由診療) 噛む力・身体つき・筋力・体重など個人差があるので、身体に合った形状・材質・咬合の厚みを 筋反射テストで決める。また、1日の装着時間筋反射テストでチェックし、必要時間装着してもらう。(1日何時間?午前は?午後は?食事時は?食前?食後は?睡眠時は?など)
 ● スプリントの咬合調整
身体に合ったスプリントでも、身体の方がだんだん修正されて行くと噛み合わせも変化して行く。 必要に応じて筋反射テストでチェックし、スプリント咬合調整を行う必要がある。そうしなければ、身体と顎関節の修正がその時点で留まってしまうので、もっと より良い方向へ修正されるよう 咬合調整で手助けしなければならない。咬調は来院時にチェック。
 ● スプリントの使用期間
スプリントによって 低位咬合・身体のズレが修正され、はずしても良い時期が来る。“おおよその装着期間”が来た頃、筋反射テストで、はずす時期かどうか患者の身体に聞く。
OKなら、スプリントの使用は終わり。

身体に適合しているスプリントは、『 口腔内に装着
すると 身体がしっかりした感じで、装着した方が
楽だ。』 と患者さんは言われます。

プロのボディーワーカーに、スプリント装着後の身体の変化を伺いました。すると、『筋肉の過緊張が取れて、ガチッと固まった結合が だんだんとゆるんで行くので、イイ感じです。思ったより凄い。』と。


スプリント使用期間中、並行して
必要な身体の調整を受けて頂く場合があります。

身体の調整を受けると変化の幅は様々ですが、
確実に身体のバランスが変わり、良好な結果が得られます。
【 強制的なものではありませんが、受けると期間が短くなります。】

また、筋反射テストによる咬合調整を行って口腔内を整えて行きます。
すると、土台となる身体の平衡が だんだん整って行きます。

そして、平衡が整うと 『摩り減った顎関節をカバーし、顎位の安定を
図れる 身体に適した噛み合わせ』 作りに、治療は移行します。

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